[ 取材者 ]
伊予鉄総合企画株式会社
営業本部 人材ビジネス部
部長:古山 智也様
営業課 コーディネーター
篠森 美侑希様

[ 取材日 ]
2021年 11月 29日 / 14時00分

Life Ship導入前は評価運用でどのような課題がございましたか?

求められるコンプライアンス対応、付随する関連業務が大きな負担に。

当社では派遣社員評価の運用に関しては「今後行政も必ず見てくるポイントなのでしっかり対応しよう」と話しており、派遣社員の評価を適正に行うため派遣先企業にも「業務遂行状況の確認」を依頼していましたが、紙のフォーマットと返信用封筒をお渡ししたり、エクセルフォームをメールに添付してお送りしたりといった作業的な業務にかなりの工数がかかっていました。

また、そのフォーマットの回収業務も容易ではなく紙ベースで回収した回答結果を基幹システムに入力する作業まで含めて評価運用全般に大きな負担がかかっていました。

法改正に伴って派遣会社の業務が年々増加している中で、いかに現場の営業担当の負担を増やさずに適正な運用を実現するかも大きな課題でした。
弊社では漏れなくスタッフの方々を評価するため年2回実施月を定めた運用をしていますが、通常業務に加えて評価運用を実施するため「当初の予定月に実施ができない」といったこともありました。

Life Ship導入の決め手は

一連の評価運用の効率化を図りつつ理想的な評価フローを実現できたから。

紙のフォーマットと返信用封筒を持参したり、都度エクセルのフォームをメールに添付して送信する必要もなく、既成された文面で一斉に案内メールが送れるのはとてもよかったです。
無事にメールが届いているかの確認をして回答を依頼するだけでよく、依頼状況や回答状況も一覧画面で簡単に確認できて必要な人に絞って催促ができる。

実際にLife Shipを使用している現場からも「手間が省けて確実にできました。」との報告を受けています。
現場の営業が身に付けるべき知識やスタッフとの面談時間の確保のためにも作業的な業務には極力負担をかけないようにしたいと考えていますがそのニーズにLife Shipはとてもよくマッチしています。

Life Shipによって効率的な評価運用が可能になったことで当初の派遣先からの評価回答に加えて派遣スタッフ本人の自己評価まで対応することが可能になりました。
スタッフの処遇改善のための単価交渉をするためにも派遣先への評価依頼を優先していたものの、キャリアカウンセリングの理論から言っても、個人のキャリア形成には自己の振り返りがとても重要だと考えておりそこまでカバーすることができるようになったことも決め手のひとつです。

派遣社員の自己評価は今回がはじめての運用にも関わらず100%回収できており、派遣先企業からみたスタッフ評価の回収率も90%以上という高い結果が出ています。

自社で独自に評価制度、評価システムを構築していく負担や従来の人海戦術で行う評価運用に伴う負担を考えるとLife Shipにかけるコストに充分見合った効果が得られています。
今は「これがないとやっていけない」と考えています(笑)

導入後に得られた効果について

派遣先からのスタッフ評価回収率は90%、スタッフ自己評価の回収率は100%を達成

人海戦術で紙、エクセルでやっていた運用がクラウドで一括でできることによって全体の運用工数は大幅に削減され、本業務に関する負担が「随分ラクになりました。」という声が管理部門からも現場部門からもあがっています。一部の例外的なケースを除いて、原則、紙の運用(評価シート、返信用封筒)は行わずに済むようになり、運用全般について社内運用の統一も図ることができました。

派遣先の評価回収に関して時間短縮ができ、前年度は回収業務に1ヶ月間時間を要していましたが、Life Ship導入後は半分の2週間で回収ができています。

紙の運用ですと、派遣先の窓口である人事担当者から各部の指揮命令者に紙が渡され、評価を記載しますのでどうしてもお手間になってしまいますし、派遣元からは派遣先での進捗状況もわからないので、状況の確認など派遣先担当者の方とのやりとりが非常に多い状況でした。
Life Ship導入後は派遣先の回答状況がすぐにわかるので、派遣先担当者と一回のやりとりで業務が完結できています。

実際に派遣先担当者の方からも、「紙の運用だと後回しになっていたけれどもwebでの簡単な操作でとてもやりやすかった」との声もいただいております。
最終結果としても派遣先からのスタッフ評価回収率は90%以上、スタッフの自己評価の回収は初回にも関わらず100%を達成することができました。

スタッフや派遣先企業様の声を含めてLife Shipの使用感について

エクセルよりも直感的でわかりやすい

UI、UXが綺麗で見やすく、色によるガイドも含めて直感的に操作できる印象です。
特に派遣元の最終評価を入力する画面ではスタッフ本人の回答確認、派遣先の回答確認などを全て一画面上で確認しながら実行できるのはとても便利です。

派遣スタッフや派遣先企業の回答フォーマットに関しても単純な数字による5段階評価ではなく、基準を定義化した文章を選択する形式なので回答しやすく評価者間のバラつきも出にくいというのを実感しました。

従来は評価結果の管理をエクセルでやっていましたが、エクセルは使いやすいようで使いづらい部分もありデータの蓄積や今後の経年管理など長期的に見てエクセル管理よりも断然いいと感じています。

評価運用についての今後の方針は?

評価することでスタッフ自身のキャリアアップにつながりそれに伴って少しでも賃金が増えたらいいなと思っています。
評価運用に伴って直接雇用化が進んでいる実感もあるので、派遣会社として派遣社員の稼働数が減るのは厳しい部分もありますが、本人の望むキャリアを支援するという派遣会社の本分を大切にしていくことで自社の派遣稼働者数も増えていくと考えています。

無期雇用化したスタッフに対しては派遣元としてキャリア形成支援の責任が一層重くなると認識しているので、それに合わせた評価をしっかりやっていく必要があリます。本来、ちゃんと働きぶりをみていないと適正な評価はできないと考えているので日々や毎月のフォローアップの中での信頼関係や状況把握を大切にしながら一層効果的な評価運用を実現していきたいです。

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